無際橋
岐阜県多治見市
無際橋(むさいばし)は、岐阜県多治見市にある虎渓山 永保寺の境内の名勝庭園に存在する太鼓橋で、日本百名橋の一つである。
数ある国宝・文化財・名勝を有する名刹の永保寺の中でも存在感があり、永保寺を代表するものとなっている。
※永保寺の本堂前庭園内の拝観は無料なので、無際橋も無料で見ることができる。
ただ、この時は無際橋の横にある国宝の観音堂が工事中で、観音堂とのツーショット写真を撮ることができなかったので残念。
無際橋と臥竜池と六角堂がおりなす浄土教的庭園の様式を感じさせる名勝庭園は、他に類を見ないすばらしいものだった。昔の人たちの感性や技術に関心してしまう。今、これを創ろうと思っても難しいだろうな~。
無際橋は、太鼓橋の中でも現在では珍しい形式である亭橋となっている。
亭橋(ていきょう)とは、反橋の中央に4本柱吹放に屋根をかけた亭を設けた形式の橋のことで、橋の最上部(中央)にある亭舎は、切妻造(きりずまずくり)の檜皮葺(ひわだぶき)の屋根を持ち、無際橋のメインイメージとして定着している。
なんといっても、シルエットがカッコイイね。できれば亭舎からの眺めを見てみたかったが、通れなかった~。
ちなみに、永保寺では仏前結婚式を挙げることができるようで、この日も、着物を着た新郎新婦の写真撮影が行われていた。見た感じモデルさんのようだったが、赤い着物が庭園の新緑の中で鮮やかに映えていて、とてもきれいだった。
無際橋での記念撮影もするみたい。花嫁が新郎の方に無際橋を渡って行くのって「私、嫁いで行きます!」って感じじゃない?まぁ、渡るかどうかわからないけど。
岐阜県多治見市虎渓山町1-40
( 大きな地図で見る)
コメントを送信