
通天橋
京都市東山区
通天橋(つうてんきょう)は、京都五山の一つで紅葉の名所でもある臨済宗東福寺派大本山の寺院内にある仏殿から常楽庵に至る渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)に架けられた橋廊です。
現在の通天橋は、1959(昭和34)年に台風によって倒壊したものを、1961(昭和36)年に再建したもののようです。また、通天紅葉と呼ばれる洗玉澗一帯に繁る楓は、宋より渡来した葉が三つに分かれた三葉楓で、黄金色に染まるのが特徴のようで、通天橋からの眺めは絶景だと思います。紅葉の名所なので、ぜひ紅葉の季節にもう一度見に行きたいですね。
東福寺の境内には洗玉澗に架かる橋が3つあり、通天橋・偃月橋(えんげつきょう)・臥雲橋(がうんきょう)は、東福寺三名橋と呼ばれています。
偃月橋(えんげつきょう)は、本坊より塔頭、龍吟・即宗両院に至る三ノ橋渓谷に架かる単層切妻造・桟瓦葺きの木造橋廊です。1603年に再建、1967年に重要文化財に指定され、日本百名橋にも選ばれています。
臥雲橋(がうんきょう)は、橋脚から上面も全て木張りの100%木造です。
個人的には、この臥雲橋から眺める通天橋がいい感じだと思います。
京都市東山区本町15丁目
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