はっちょんの旅行記 ちょこっと旅行木曽街道と宿場の橋

木曽街道と宿場の橋

  • 1日目2012/5/27(日)

多治見のうなぎ

大阪から普通電車で岐阜まで

多治見駅

旅費を少しでも安くするために、今回は大阪から岐阜の多治見まで約3時間30分かけて普通電車で行った!おかげで1人8,000円ほどの電車賃が、約半分の1人3,800円ほどで済んだ。
今回行こうと思っているところが電車では少し厳しい場所にあるので、多治見からはジャパンレンタカーで車を借りて移動することに!

多治見駅では、タクシー乗り場の看板も陶器と同じ素材でできていた。
さすが陶器の町、木曽といったところか。

  • タクシー乗り場の看板も陶器と同じ素材
  • ジャパンレンタカー多治見店
  • レンタカー

多治見のうなぎ

うな長

朝に出発し多治見に着いたのが昼だったので、車を借りるとすぐ近くにあった「うな長」で昼食をとる。
岐阜はそば、うどん、うなぎが有名どころらしく、値段の割にはおいしかった。ただ、ここはオススメ!というほどではないかな。

昼食をとると、車で永保寺を目指す!

永保寺の無際橋

数々の指定文化財を有する名刹

永保寺の本殿

車で走ること約10分。
381号線を途中で左折し、専用の駐車場に車を駐車し、徒歩で永保寺を目指す。線路を渡り、少し歩いて行くと永保寺が見えてくる。

国宝の観音堂と開山堂をはじめ、数々の県や市の指定文化財がある虎渓山 永保寺(こけいざん えいほうじ)。名勝の庭園の臥竜池にかかる無際橋も日本百名橋のひとつで、数多くの文化財を有する歴史と由緒ある名刹である。
観音堂は平成23年7月頃より屋根葺き替えなど修復工事をしており、残念ながら見ることができなかった。。。

また、本殿と庫裏も改築されたのか、真新しさを感じさせるスギの木の匂いが心地よかった。
結構日が照っていたけど、体感的には涼しくて気持ちよかったな~。でもなんでこういったところって、涼しいんだろう?

臥竜池と六角堂と無際橋がおりなす浄土教的庭園の様式を感じさせる庭園は、他に類を見ないすばらしいものだった。
昔の人たちの感性や技術に関心してしまう。今、これを創ろうと思っても難しいだろうな~。

  • 本殿
  • 臥竜池と無際橋
  • 無際橋
  • 六角堂
  • 本殿と庫裡
  • 壁

また、永保寺の境内には雲水の修行の場の坐禅堂(海珠堂)や立派な鐘楼、樹齢770年になる大樹のイチョウの木、など歴史を感じさせるものが多くある。

  • 鐘楼
  • 樹齢770年のイチョウの木
  • びんずるさま

ちなみに、永保寺では仏前結婚式を挙げることができる。この日も、着物を着た新郎新婦の写真撮影が行われていた。
見た感じモデルさんのようだったが、赤い着物が庭園の新緑の中で鮮やかに映えていて、とてもきれいだった。
無際橋での記念撮影もするみたいで、ここで挙式をするのもいいな~。もう結婚したけど。

木曽の桟といわや

今はなき日本三奇橋の一つ

木曽の桟

永保寺を堪能した後は、木曽の桟と宿をめざして出発。

多治見ICから中央自動車道に入り、中津川ICで降りて国道19号線を走ること約2時間。赤い鉄骨のアーチ橋が見えるところに、木曽の桟があった場所がある。
現在は普通の道路になっているので木曽の桟を見ることはできないが、周辺にその歴史と痕跡を示す芭蕉や子規などが残した数々の碑をみることができる。

創業350年のお宿

木曽路の宿 いわや

木曽の桟を見た後は、木曽福島にある「木曽路の宿 いわや」を目指す。
宿に着いてから少しだけ周辺(木曽福島宿)の散策をしたが、翌朝に再度散策することにして宿に戻り晩御飯をいただくことに。

食べ物に関しましては正直”これ!”といった名産などはない(まぁ「そば」とかかな)が、用意された晩御飯はおいしかった!
山菜や魚のシンプルな味わいの料理(もちろんそばも)に、お酒が自然とすすむ。(飲みたかっただけ!?)

いわやの浴場は、木曽檜造りの「義仲の湯」と「巴御前の湯」なる展望露天風呂があり、「鬱蒼とした森の中の静寂に身をゆだねつつ、木曽川の清流を眺めることができる。」とのことで、晩御飯を食べたら早速、露天風呂へ!

日曜の宿泊なので、宿泊客も少なく貸切状態!露天風呂で口笛を吹きつつ、車の運転で疲れた体を癒す。
少し長めに露天風呂に浸かり、体も心も温まったところで就寝。

  • 充実4種の蟹会席

    充実4種の蟹会席

  • ずわい蟹姿盛り

    ずわい蟹姿盛り

  • 焼蟹

    焼蟹

ちなみに、この”いわや”には、1日1組限定の「蔵メゾネット」なる宿がある。
明治時代に建てられた蔵を修復した2階建ての離れのようで、面白そうなのでぜひ泊まってみたかったが、値段も然ることながら、すでに予約が入っていたので断念。さすが創業350年!

  • 2日目2012/5/28(月)

木曽福島宿

古い町並みが残る木曽 福島宿

木曽福島宿

翌朝、目覚めの風呂に入り朝食をがっつり食した後に、木曽 福島宿(きそ ふくしまじゅく)を散策する。
袖卯建や千本格子、なまこ壁の土蔵が残る江戸時代の古い街並が残る「上ノ段地区」をメインに巡り、最後に気になっている漆器屋を目指す。

この木曽町福島は江戸時代には、多くの旅人が歩いた中山道の中心部として「木曽路」と呼ばれ、また、福島宿には東海道の箱根関所や荒居関所、中山道の碓井関所などと並ぶ日本四大関所の一つが設けられていたという。
福島宿は中山道六十九次の内、江戸から数えて三十七番目の宿場となる。
※中山道六十九次は、日本の近世にあたる江戸時代に栄えた五街道の一つ中山道に設けられた、69の宿場の総称。

幾重もの山や峠を越える険しい街道として知られていたようだが、確かに起伏の激しいこの道は現代のようにきれいに舗装されていない当時を思うと、その大変さを感じることができる。

江戸時代に造られた井戸とかもあったが、昼間でも中は真っ暗だった。夜にこの前を通るのは怖そう、、、
今でも水無神社の祭礼の時などに、使用されている。

  • 木曽福島宿の上ノ段の高札場
  • 木曽福島宿の上ノ段の街並み
  • 木曽福島宿の上ノ段の小道
  • 木曽福島宿の上ノ段の休憩所
  • 木曽福島宿の上ノ段の井戸
  • 木曽福島宿の上ノ段の坂道

上の段には陰陽師 安倍晴明を祀った晴明社がまつり会館の中にある。
安永5年(1776年)に大通寺に祀られ、その後、水無神社に遷されていたのを、平成16年にこの社に祀られた。大通寺も水無神社も、この上の段にあり、大通寺には武田信玄の娘(三女)で、木曽義昌に嫁いだ真理姫の供養塔がある。天文24年(1555年)に木曽に攻め入った信玄が、首領木曽義康と和睦した折に、その嫡子義昌のもとへ甲府から嫁いできた。

  • 陰陽師 安倍晴明を祀った晴明社(まつり会館内)
  • 大通寺
  • 真理姫の供養塔

上の段を堪能した後は、すぎの木などを使用した木曽漆器を見てみたかったので、海老屋とよし彦へ。
行ってみると、両店とも並んで店を構えていた。ん~、移動が楽でよかったが。なにも並ばなくても、と思うが、むしろ客が集まるのだろうな。店内の商品は、すぎの木を使用しているカップとかがあり、ものすごく軽く漆がいい味を醸し出してた。でも値段がね~。。。
よし彦の向かいに、手打ちそばのくるまや本店があったので、食べたかったが、まだ開店していなかったので断念。残念。

  • 海老屋
  • よし彦
  • くるまや本店

木曽川親水公園

木曽川沿いに親水公園なるものがあり、そこに足湯場があったのだが、平日ということもありやっていなかった。
ただ、そこにさらに「行人橋」なる歩道橋が木曽川に架かっていた。単純な桁橋だが、装飾が施され一本の四角い木が横たわっているように見える。結構、歴史のある橋のようで1735年以前からこの場所に架かっていたようだ。

また、この公園から木曽川に降りると、崖家造りの古い町並みを見ることができる。
ん~、地震とかきても大丈夫なんだろうか?

  • 行人橋
  • 足湯場
  • 崖家造りの古い町並み

桃介橋

「日本の電力王」が架けた橋

桃介橋

国道19号線を走っていると南木曽駅の付近で桃介橋の下を通る。
桃介橋を潜るとすぐに三留野大橋があるので、それを渡ると駐車場(無料)に着く。

駐車場に車を止め外に出ると、雄大な桃介橋が眼前に広がる。
想像していたものより大きく、また、日本ではあまり見られないデザインの石積みの橋脚(錦帯橋みたいな)とコンクリートの主塔が橋の存在感を高めていた。

桃介橋は「日本の電力王」といわれる福澤 桃介(福沢 諭吉の婿養子)が読書発電所(大正12年完成)建設の資材運搬路として架けた橋だが、橋の中央に資材運搬用のトロッコのレールが敷かれていたようで、その痕跡が分かるように復元してあった。桃介橋という橋の名も、福澤桃介の名からとられた。

この日は桃介橋の近くにまだ鯉のぼりが飾られていた。(旧歴扱いで、6/5まで飾っているのかな?)
桃介橋と鯉のぼりのツーショットをゲット!

  • 桃介橋
  • 桃介橋
  • 桃介橋とこいのぼり

福澤桃介の似顔絵!?

福澤桃介の似顔絵

また、福澤桃介の似顔絵(!?)と思われるものが橋の中央本線側の袂にあったが、見た瞬間に笑ってしまった!
扱いも含めてこれでいいのか?南木曽町よ!まぁ、個人的にはこういうのは好きだが。実際の福澤桃介の写真は以下のページで見れる。
以外に似ているかも!?ちょっとふっくらしている?

桃介橋の近くには「福澤桃介記念館」がある。今回は時間がなく寄っていないが、時間があれば寄ってみるのもいいかも。

この日、桃介橋を見ている途中に日が照ったり雨が降ったりと短時間でコロコロと変わって大変だった。
山の天気は変わりやすいようだ。

南木曾町 妻籠宿

重要伝統的建造物群保存地区

南木曾町 妻籠宿の街並み

桃介橋から車で5分ほど行ったところに、南木曾町 妻籠宿(なぎそまち つまごしゅく)がある。

妻籠宿は福島宿と同じ中山道の木曽街道(木曽11宿の一つ)で、中山道六十九次の内、江戸から数えて四十二番目となる。
妻籠宿は、妻籠の方々の保存運動の「明治百年記念事業」として復元修復され、その後、全国初の「重要伝統的構造物群保存地区」に昭和51年9月4日に選定された。
保存地区は宿場地区、在郷地区及びこれらの周辺の三里を含む広範囲にわたる。

  • 妻籠宿 第2駐車場
  • 案内板
  • 妻籠宿
  • 妻籠宿の街並み
  • 妻籠宿の街並み
  • 雨の妻籠宿の街並み

この街道には、口留番所(関所)跡や高札場があり、今も江戸末期から明治期の面影を残した宿場をみることができる。
また、妻籠郵便局(資料館にもなっている)があり「書状集箱」(今でいうところのポスト)が置かれていたりして(実際に送れるみたい、消印とかどんなのかな?)、随所に見られるちょっとしたアイテムにも歴史を感じる。

通りの端で街並みの絵を描いている方々がたくさんいたが、絵画教室とかの人たちだろうか。結構、お年を召した方が多かったが、手の動きが早くかなりのスピードで描いていた。時間の問題か、そういう手法なのか。何人かで同じ場所で描いている方もいて、楽しそうだった。俺は絵は苦手だな~。

  • 妻籠宿 第2駐車場
  • 案内板
  • 妻籠宿

ここでも、いきなりの雨に見舞われた。山の天気はほんとに変わりやすいな~。雨宿りも含め、少し遅めの昼を「藤乙」でとる。やっぱり、ここでもそば!そして、川魚もうまい!五平もちは、個人的には、、、
最後にここで、いろいろとお土産を買い、車に乗って帰路につく。

  • 妻籠宿の街並み
  • 妻籠宿の街並み
  • 雨の妻籠宿の街並み

ちなみに、この宿場では実際に宿泊することもできるみたいだが、風呂やトイレ等はない!とのこと!
でも面白そうだけどな~。

帰りは、さすがに新幹線で帰りました~。。。

コメント

コメントを送信