
雪鯨橋
大阪市東淀川区
雪鯨橋(せつげいきょう)(単に「鯨橋」とも言う)は、大阪市東淀川区の瑞光寺(ずいこうじ)の境内にある弘済池に架かっている橋です。
その名の通り、鯨の骨を用いて作られています。雪鯨橋の名称は、クジラの骨の白さから当時(1756年(宝暦6年))の瑞光寺の住職・潭住知忍(たんじゅうちにん)禅師によって名づけられました。
現在の雪鯨橋は第6代目で、2004年に北西太平洋(北海道沖)の調査捕鯨で捕獲されたイワシクジラの「下顎の骨」と「扇骨(肩甲骨)」、および2005年に南極海で捕獲されたクロミンククジラの「脊椎」が利用されています。古くは橋板にもクジラの骨が利用されていたそうですが、今は欄干の箇所だけで橋桁などの基礎部分はコンクリートで作られています。クジラの骨が使われている橋は初めて見ました。
渡香橋を渡ると、牙のようにそびえ立つ骨があります。なんかお寺っぽくなくてかっこいいです。
また、境内には、橋以外にもクジラの骨が作製されたものがありました。 5代目の欄干に使用された骨も飾っていました。
大阪市東淀川区瑞光2丁目2番2号
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