ホワイトボードをDIYしてみた
家を建てる際に間取りや建付けなどについていろいろと考えている時に、ホワイトボードがほしくてどうするかについて悩んでいたが、結果、後付けすることに。
暮らし始めると想像していた通り、子供たち(幼稚園)のお知らせや行事などの紙が何枚も発生し管理に大変に!
引き出しとかに入れると忘れてほぼ見なくなるし、机の上や本棚の空きスペースに置いておくのも邪魔になるし、重ねていると結局下の方の紙は見ない。ということになる。。。
「やはりホワイトボードが必要だ!!」
ということで、ホワイトボードを設置することに。
ホワイトボードを設置するにあたり、どこにどんなサイズで設置するかを改めて考えてみた。
以前から大きなサイズのホワイトボードがほしかったので、サイズを優先してネットショップやリアル店舗などで探してみた。
が、実際にネットや店舗などで探してみると、大きいサイズ(A0サイズ以上とか)のホワイトボードがない!
いろいろ調べてみた結果、「ないならDIYだ!」ということで、ホワイトボードを自作することに。
既製品のホワイトボードを調べている時に、マグネットも使えるホワイトボードシートを大きなサイズで買えるショップがあったので、土台となるボードを作成し、そこにホワイトボードシートを貼ってホワイトボードを製作することに決定。
DIYするのでサイズは自由とはいえ、どこに設置するか?
わが家は階段下収納を作っていて両開きのドアを設置していたが、実質右半分はドアを開けても上半分まで壁があり、あまり使えない状態だった。
なので、そのドアの右半分をそのままホワイトボードに差し替えることに。
生活の導線や大きなホワイトボードがほしいといった要望にも最適な場所だったので、満場一致で決定!
場所が決まったので、その場所を最大限に活用できるサイズを考えみた。かなり細長いドアだったので横560mm×縦2,200mmというかなり縦長のサイズになった。
もともとドアだった場所に設置するので、どのように設置するか悩んだ。できれば据え付けるカタチがよかったが、ドアを再設置できるようにしときたかったので、据え付けない方法で設置する方法を模索。
何案か考えた結果「ラブリコ」の「2×4アジャスター」を使用する方法に決定!
考えた結果、下地となる木枠にポリ合板を張り、そのポリ合板のツルツルした面に吸着タイプのホワイトボードシートを張り付け、ラブリコで床と天井(ドアのレールの天井部分)につっかえさせるという設置方法をとることにした。
ということで以下のような設計図(?)を作成。
これで必要な部品とサイズが確定!
実際の各部品のサイズと金額は以下のようなものになったので、ネットショップや近くのホームセンターなどで購入。
マグネット対応のホワイトボードシートがなかなか(-_-;)
※金額はざっくりです
2×4材 | 3本 2,440mm×38mm×89mm 合計3,000円(カット込み) |
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ポリ合板 | 1枚 1,830mm×920mm×2.5mm 1,900円(カット込み) ※ツルツルした面のある板 |
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マグネット も使える ホワイト ボード シート |
※2つにカットした写真 |
1枚 2,000mm×1,020mm×0.9mm 21,000円 ※吸着タイプ ※横幅は固定サイズでの販売 |
ラブリコ | 2×4アジャスター × 2個 合計2,160円 |
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L字金具 | 幅60mm×穴径4.2Φ | |
皿ネジ | 皿3.8mm×25mm |
ちなみに、工具は以下のものを使用。
まずは、土台になる枠組みをカットした2x4材で上記の設計図面のように組み立てる。
イメージはこんな感じ。
ポリ合板を木工ボンドで張り付けたかったので、横の添え木を多めにしてみる。でも、ちょっと多かったかな・・・
各2x4材をL字金具とネジで固定しよう。その際にL字金具を取り付ける際のネジの位置をあらかじめ図って印をつけ、ネジの下穴を電動ドリルで開けておくとかなりラクです。
すべての箇所に下穴を開け終えたら実際に各木材を取り付けていきます。ネジの取り付けも電動ドライバーを使うと楽チン!
で、すべて取り付けた木枠の骨組みがこれ!
やっぱり横棒が多すぎたか、、、なんかゴテゴテしてるな~
まぁ、いいか!
次に完成した木枠にポリ合板を張り付ける!
方法は単純!ツルツルした面を上にして木工用ボンドで貼るだけ。
※最初はクギで打ち付けようかと考えたが、木工ボンドの方が面が波打つのを抑えられそうだったので木工ボンドで張り付けることにした
ポリ合板ってどうしても反ってしまうので、横棒を多くしてできるだけ真っ平になるようにしたけど、それでもやっぱり反っちゃうね。
まぁ、多少の反りは仕方ないかな~
張り付けたあとは乾くのを待つ。こんな感じで重しを乗せ、1日くらい置いといた。
重しを除けてみてもポリ合板が浮く(外れる)ことはなく、きっちりくっついた!
最後にベニア板にホワイトボードシートを張り付ける!
が、今回購入したショップではホワイトボードシートの横幅が、固定サイズでの販売だったのでポリ合板のサイズに切る。
ということで、カッターナイフで縦に真っ二つに切断!
※余った方も結構な大きさになるので、他の場所(冷蔵庫や部屋のドアなど)で細切りにして使用しよう
こんな大きなベニア板に貼るのは大変なのでは?と心配になったが大丈夫!
ホワイトボードシートがツルツルしたところに張り付けられる吸着加工されたもので、接着剤とかは使わない!ので、何回でも取り外し(やり直し)ができるからキレイに貼れる!
※シートが古く(ボロボロに)なったら、再度、シートだけ張り替えることも可能!
おぉ~、なんか感動!あと、思ってたより重量もあり、でかい!
なぜか1cmほど長さが足りなかった!なぜっ!?まぁ、上の方を開けるようにしよう。
さぁ、これをラブリコを使って設置しよう!
もともとあったドアを取り外し、ドアが設置されていた木枠内に設置してみた。あまり、きつく取り付けるとドアのレール部が曲がってしまうので、外れない程度に突っ張らせる。
※時間が経つと少し緩まってくるので定期的に締め具合を確認するようにした
上のほうが開いているがドアの一面全体のサイズにしなかったのは、そこまで上の箇所は使わないだろうということとホワイトボードシートを2mで購入したからです~
※1m単位での販売なので2m超えると3mになってだいぶ金額があがるし、使わない分も増えるから短くしました。
さすがに大きいだけあって、結構な数の紙が貼れる~♪
う~ん、でも上と下のエリアはあまり使わないな。。。
結局、上はどうでもいいものが貼られることになり、下のエリアは子供の落書きボードとなりました!(笑)
ホワイトボードをDIYして楽しかったし、実際に役に立ちそうでよかった~。
次はなにをつくろうかな?
自分的にはそれなりに頑張ったつもりだったが、周りの感想は普通だった。。。
自作したと言っても「ふ~ん」くらいの反応が多かった。もしかしてデキが良すぎて(笑)、既製品やキットを取り付けただけと思われているのかな?
まぁ、いいけど。
この情報を見て同様のことをされた際に、何かしらの事故や問題が発生しても当方は責任を負いません。
自己責任でお願いします。
素晴らしい出来あがりですね。我が家にも欲しいです。
とても参考になりました!
作ってみたくなりました。
もし良かったら教えてください。
作成から数年経たれてると思いますが、ボンドで貼られた板の落下等はないでしょうか?
板の反り等はその後いかがでしょうか?